辞書には「くだけた口語表現で」という注意書き付きだが、only には以下のような、接続詞としての使い方がある。北村一真『英語の読み方』(中公新書)で知った。
(それにしても、こういう「くだけた」表現は、次から次と出てきて、その度にどういう文法なのか悩まされる。まあ、辞書を見ると、けっこうちゃんと解説してあるのだけれど。)
以下、三省堂Wisdomより抜粋。
接続詞の only
ただし、接続詞となっているものの、後ろに来るのは単純な文だけでなく、いろいろのよう。
・ただ〜なので(〜できない)(あることが不可能な理由を追加で述べる場合。)
I wish I could help you, only I'm too busy.
お手伝いできればいいのですが、ただやたら忙しいものですから。
・ただし〜であることが違う;〜であることを除いて(except that)
The animal looks like a cat, only bigger.
その動物はネコのように見えるが、ただもっと大きい。
・〜という条件なら
You can go out, only watch out for traffic.
外出してもいいけど、車には気をつけてね.。
実際に訳す時は、「ただ〜である」みたいな日本語にすればいいだけのケースもあるようだ。